カードケースのデザインというのは、今まで常にオーセンティックなものが人気を博してきました。シックでトラディショナルなもの、ということです。これはやはりカードケースを使用する場が主にビジネス用途、というのが理由です。顧客に名刺を渡すときに出したカードケースが、もしピカチュウのデザインだったら・・・余り良い印象を与えないでしょうね、きっと。しかし日本でも個性的なものが好まれる風潮ができ、そしてポイントカードなどのプラスチックカードによるサービスが多様化しているため、プライベートでもカードケースを持つ方が増えて来ています。そうなると個性的で面白いデザインというものも登場する様になって来ていて、ここではそういった新しいタイプのデザインを持つカードケースを取り上げて行きたいと思います。
食品サンプル名刺ケース
このタイトルを見て「何のこっちゃ?」と思った方もいらっしゃると思いますが、文字通り食品サンプルがくっついたカードケースです。食品サンプルと言うのは、あのレストランなどの表にある見本のことで、実は日本の食品サンプルの優秀さは世界でも話題になるほどなのです。その優秀な日本の職人が作るサンプルが付いたカードケースは、もちろん見た目の楽しさもありますが、話のネタとしても大いに利用できます。販売しているのはイワイサンプルという食品サンプル模型の製造メーカーです。種類も餃子やカレーライス、ホットドッグとミニチュア寿司と好みの料理を選ぶことができます。もしあなたが食品業界にお勤めなら、このような個性的なアイテムを利用することで、顧客との取引もスムースに行えるようになる、かも?
がま口タイプ名刺ケース
2006年に始まり、布をメインに使用したバッグを展開するブランド「COET」。京都出身のデザイナーによる日本のブランドであり、「和」をいうものを意識したデザインが目を引きます。そんな中で、明治時代に和洋折衷の産物として生まれた「がま口」を利用した新しいタイプの名刺ケースも、このブランドはラインナップに揃えています。シンプルな表のデザインと、鮮やかな赤の裏地の組み合わせがとてもエレガントです。京都の老舗の職人によって作られた物なので、開け閉めのかみ合わせの感触がとても心地よいカードケースなのです。
アルミニウム名刺ケース
スウェーデン創業のメタリック製品を主に扱うブランド。特に有名なのが、アルミニウム素材を使用することで、スキミングが防止できるカードケースです。見た目もスタイリッシュで洗練された、まさしく現代的なデザインのカードケースです。